さつまいもって冬越しできるということをご存知ですか?
正確には、さつまいものつるを冬の間とっておいて再利用することが可能なんですね。
去年、初めてさつまいもを芽出しから自家栽培してみた我が家。
>>さつまいもの天日干し中雨に濡れた!の記事ではいもの部分の保存方法について調べています!
勉強した追熟という方法で1ヶ月間保存してみたところ、いただいた採りたてのさつまいもよりはるかに甘く、美味しくいただけましたよ🎵
こんなに手軽に美味しいさつまいのが栽培できるなら、出来たさつまいもを使って再利用できないかなーと思ったんですね。
再利用するためには、寒さが苦手なさつまいもを、冬越しさせる必要があります。
どんな方法があるのか調べてみましたので、よろしければ参考になさってくださいね🎵
さつまいもを冬越しさせる!冬に植えるのはアリ?
収穫後のさつまいも蔓にビニールトンネルを掛け、越冬できるか実験して見ることにしました。・・・たぶん、霜柱が立つ畑なので無理じゃろとは思うけどね。(汗 pic.twitter.com/7OVSKidM1H
— おっち (@occhi65) November 6, 2023
結論として、本州ではさつまいもを冬に植えて育てることはできす、ナシと言えます!
さつまいもの原産地はメキシコを中心とする熱帯アメリカです。
寒さは苦手なお野菜なので、冬の土の中では生き残ることができません。
霜が下りると枯れてしまうんですね。
つるを越冬させる方法を探りましょう!
さつまいもを冬越しさせたい!つるを越冬させる方法
ここではさつまいもを植えるのではなく、つるを使って越冬させる方法をご提案していきます!
- さつまいものつるを水差しで保存する
- 葉っぱのついたつるを土に植えて保存する
- さつまいものつるを室内で保存するだけ
さつまいものつるを水差しで保存する
収穫後のさつまいも🍠の蔓。
越冬すれば翌年に継げると知り、とりあえず水挿ししておいたものが発根したので、なんとなく土に植えておくことにした🪴防寒対策もしよう。
一般的には蔓をビニール袋に入れて保存するみたいですが…さて、どうなるのでしょう〜 pic.twitter.com/LDWNiJ48j0
— こもれび (@meo00w_111) November 11, 2023
さつまいものつるを水に差して保存する方法です。
つるを切り取る
収穫したときにさつまいもが付いていたすぐ上の部分を20センチほど切り取ります。
葉っぱがたくさんついている、つるの上の方を切り取るイメージです。
残した部分に葉っぱがついていなくても大丈夫です。
私は色々試したかったので、新芽、古くなった葉、葉の上の方、つるの中間、といろんなところをとってみました。
水にさす
つるを入れるのはペットボトルや空き瓶でよいでしょう。
容器に入れる部分に葉が付いていたら切り取ります。
冬の間は部屋の中で見守ります。
根が出たら…
途中何度か水替えをしてあげていると、根っこが出てきます。
暖かくなってきたら植え付けをしたいですね。
霜の危険がなくなり、平均気温が18℃以上・地温15℃以上になったころ(4月下旬〜6月下旬)が良いでしょう。
条件がよければ3~5日で土に根が定着し、茎・枝・葉がしっかりします。
葉っぱのついたつるを土に植えて保存する
さつまいものつる、先の方はとても元気なので鉢植えにしました。
冬を越せたら来年のさつまいものつるとして使ってみようと思います。#芋のつる #さつまいも #田舎暮らし pic.twitter.com/O4t3t5BsNT— 滝町昌寛 (@ENQW9DwYJrtnQ8h) November 16, 2021
つるを土に植えて保存する方法です。
蔓を切り取る
さつまいもを収穫した時に出た蔓の、葉っぱのついている上の方を切ります。
切り取るのは、葉の感覚がつまっているものを優先します。
切り取る長さの目安は、葉の先の方から数えて7節から8節あたり、30センチほどです。
下の方1/3ほどについている葉っぱ(2節ほど)を切り取り、蔓だけの状態にします。
水につけてアブラムシなどの害虫をとります。(5分ほどでOK)
土へ植える
3〜4本の茎をくくって、土へ植えます。
冬の夜間は室内で、日の当たる日中は外に出してお世話をします。
さつまいものつるを袋に入れて保存するだけ
さつまいも🍠の芋つるの冬越し、やっぱり試すねー👍
①つる丸ごとゴミ袋へwith少量の水
②ペットボトルで根出し後、プランターへ
③ペットボトルで水を入れたまま冬越し
④日陰に地植え
これを丹波と大阪で実験‼️ pic.twitter.com/XI5Crwdomf— mizoguccisachiwo♡ (@office_cocolabo) November 9, 2023
「①つる丸ごとゴミ袋へwith少量の水」として、この方も実践されていますね!
いろいろ手間をかけるのが面倒で、「冬越しできたらラッキー」くらいの方におすすめの方法です。
厚手の大きなビニール袋にさつまいもを切り取った長いままの葉のついたつるを入れます。
その中に少量の水(100〜200mlくらい)を入れて口を縛ります。
途中水分が足りなさそうだと判断したら水を足します。
4月の下旬頃までつるが生きていたらラッキーです!(葉っぱは腐ってほとんどなくなりますが、つるが生きていれば良いそう)
根っこを土に植えて再度さつまいもができることを願いましょう。
さつまいもの冬越し!つるを越冬させて再利用できる?まとめ
さつまいもの冬越しについて方法を探ってきました。
いかがでしたか?
芽出しをしたさつまいもの苗からさつまいもが収穫できると、またここからさつまいもを作りたくなってきます。
私と同じように、お家でさつまいもを収穫できた皆さんに、冬越しをお試しいただけると嬉しいです。
2024.2.29追記
つるを水差しして冬越ししようと試みていましたが、、悲しいことに全滅しました 😥
空き瓶の縁を見ていただくとわかるのですが、腐ってきています。
もう少しで暖かくなるという時期だったので、より残念なのですが、寒い日が続いたことが原因かなと思っています。
室内で水に差しておいたら越冬できるわけではないのですね、
今年は他の冬越し方法も実践してみますので、また共有させてくださいね🎵