体育が下手で嫌われる対処法

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体育が下手で嫌われる!子供が運動で自信をなくした時の対処法とは?

お子さんに「体育が下手で嫌われる!」と相談されたことはありませんか?

うちの小学校高学年の子が、バスケットの授業でお友達に強烈な言葉を言われてしまいました。

「守備ぐらいもっとちゃんとやって」

「なんでそれくらいできないの?」

うちの子は内気なタイプですが、頑張り屋さんです。

自分なりに頑張っていてもうまくできない、みんなの足手まといにならないように、と思ってはいるのですが、うまくいかず。

もちゆめ
スポーツ自体は嫌いではありません。

クラスメイトに面と向かって強く言われたことで、相当ダメージを受けた様子でした。

みんなどうしているんだろう?と調べてみたら、同じように体育が下手で嫌われる!と傷ついた子がたくさんいるではないですか。

親としてどんな対応をしたらいいのか考察してみたので、よければ参考にしてくださいね〜!

「体育が下手で嫌われる」と自信をなくす子供たちは多い!

なぜ「運動ができない」と言う理由でそこまで下に見られてしまうのでしょうか…。

周りの目が怖いと、萎縮してどんどんできない方に行ってしまいますよね。

体育は苦手な子も得意な子もみんなで楽しくできたらいいのにね。

やっぱりバスケですかー!

ボール大きいし動きが早いしどこまでぶつかっていいのか分からないし…難易度高いですよね。

体育が下手、嫌だと感じることで、学校へ通う意欲を奪い取っているように思えます。

体育が下手で嫌われる?子供が自信をなくした時の対処法

体育が下手で悲しい

子供が体育が下手だという理由で、お友達に責められ心を痛めるのを見るのは辛いです。

親としてどうするべきか悩みました。

次に実践したことをまとめます。

  • 体育が下手で嫌われる!子供が自分で解決できること
  • 体育が下手で嫌われる!親のサポート方法

体育が下手で嫌われる!子供が自分でできること

体育の授業でバスケットをやる期間はそこまで長くありません。

子供が自分で解決できたらそれが一番いいですよね。

うちの子の場合の対処法は以下でした。

  • 親に話を聞いてもらって発散
  • 家で自主練をする

親に話を聞いてもらって発散

人に話すことで頭の中を整理できたり、スッキリできたりしますよね。

私の聞き方は上手いとは言えませんが(途中で遮ってしまったりするため)、今回は話してくれてよかったです。

話しを聞く中で、親としては次のことができました。

  1. 「キツイことを言われたら悲しいよね」という共感
  2. 「キツイことを言った子は、真剣に勝ちたいと思っているんだね」という確認
  3. 自分にできることはあるか、どうしたいのか、という子供の気持ちの確認

家で自主練をする

聞いてもらって少し整理できたのか、家で自主練する!と言って練習を始めました。

クラスメイトにキツイ言葉を言われたことも悲しかったのですが、バスケが思ったように上手くできないことで自分に対する悔しさがあったようでした。

一度の練習で急激に上達するということはないと思いますが、「できるだけのことはしている」という自負があるのは大事だと思います。

私に話をしてきた時は泣きそうな顔をしていましたが、兄弟にバスケットの練習を付き合ってもらい、少し体を動かしたことも気分転換になったようです。

もちゆめ
家に帰ってきた時にはすっきりした顔つきになっていました!

体育が下手で嫌われる!親のサポート方法

子供が自分だけでは辛い気持ちをどうにもできない場合、親が出ていくこともありだと思います。

学校に行くのが嫌で泣けてしまったりする時ですね。

私の場合で恐縮ですが、例としてあげます。

「お友達にキツイ言われ方をされて悲しいし、体育が怖い。」と、子供に相談を受けたのが2回目だったので、先生に伝えようと思いました。

子供が自分で言えそうな感じがあったので、私から詳細を伝えるのはやめました。

「子供から相談したいことがあるそうなので、お忙しい中すみませんが、聞いてやってもらえますか。」という趣旨のことを連絡帳に書きました。

親からのサポートは最小限に、子供が前に進めたらいいなと思っています。

下手だと嫌われる?体育ってなんだ!文部科学省の定義

体育が下手だと嫌われるって、なぜ?

ここまで考察してくる中で、体育ってどうあるべき?という疑問が浮かびました。

苦手なスポーツをやらなくてはいけない状況で辛い時間を過ごす子もいれば、自分の活躍できる唯一の時間!と目を輝かせる子もいます。

文部科学省の言う「体育」について見てみましょう。

体育は,すべての子どもたちが,生涯にわたって運動やスポーツに親しむのに必要な素養と健康・安全に生きていくのに必要な身体能力,知識などを身に付けることをねらいとするものである。
こういった観点から,体育の目的の具体的内容(すべての子どもたちが身に付けるべきもの)を考えると,体育の授業を通じて,すべての子どもたちに,以下のように,一定(ミニマム)の「身体能力」,「態度」,「知識,思考・判断」などを身に付けさせることが必要である。

中略

「身体能力」に過度の重点を置くことは,逆に子どもたちの体育嫌いやスポーツ嫌いを助長することにつながりかねないことから,避けなければならない。しかし,一方で,長期的に子どもの体力の低下傾向が続く中で,教科・科目の「体育」は,直接「身体能力」を養うことのできる唯一の教科・科目であるという性格にもかんがみ,「身体能力」についてもその内容を明らかにすることが重要である。これにより子どもたちが,必要な身体能力を身に付け,その結果,生涯にわたって運動やスポーツに積極的に取り組むきっかけとなっていくことが期待される。

参考:文部科学省HP

身体能力に過度の重点を置くことは避けるべきとの記述があります。

また、「態度」の部分では、以下のようにも言っています。

  • 結果にかかわらず相手を認めるなど,共に運動やスポーツを行う仲間を尊重し合おうとする意志があること
  • お互いの合意に基づいて仲間と助け合う,自分の責任を果たすなど,仲間と協力しようとする意志があること

できない子を責めるのではなく、こうしたらいいよとアドバイスしたり、励ましたりできる雰囲気が望ましいですね。

もちゆめ
先生方にはぜひそのような環境づくりをお願いしたいところです。

体育が下手で嫌われる!子供が自信をなくした時の対処法まとめ

体育が下手で嫌われる!対処法

以上、体育が下手で嫌われる!子供が悪口を言われる時のアドバイスや対処法をまとめてきました。

いかがでしたか?

体育が下手で悪口を言われる子たちの相談を読んでいると、体育のあり方「合ってる??」っていたたまれない気持ちになりましたね…。

でも、体育のできない子がけなされる環境ばかりではないみたいです。

「うちのクラスは男女仲がいいので、ドンマイ!とか言い合ってます。」

「体育の先生もたとえ本番に弱くてもそれまでの努力の過程で成績をつけてくれます。私が言うのはあれですが、体育は上手くある必要はないです。」

体育が辛くなるかならないかは、クラスの雰囲気とか先生の態度にもよるのかな、と感じた部分でした。

もちゆめ
我が子には他の子を責めるより励ます子になってほしいものです。

>>「ネガティブな子供にかける言葉とは?」も参考にしてくださいね🎵

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