子育ては何も残らないって本当でしょうか?
女性が妊娠出産をきっかけに専業主婦として家庭に入ることを選ぶと、家事と育児に専念する日々が待っています。
子供が小さいうちは忙しさと慌ただしさで気がつかないのですが、あっという間に子供は大きくなるんですよね。
我が家の長女も来年中学校へ上がります。
いつの間に〜!
そして気がつけば、自分だけが家庭に取り残されるということになりかねません…。
今回は「子育ては何も残らない」というドキッとする言葉を見つけたので、深掘りして調べてみました。
こんなことが分かります
- 「子育ては何も残らない」って本当?
- 子育て中専業主婦の虚無感の解消法
子育て中の主婦の在り方について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね🎵
「子育ては何も残らない」は、なぜ起こるのか
「子育ては何も残らない」って虚しく感じる言葉ですよね。
なぜこんな発言が出てきてしまうのでしょうか?
下のアンケートを見てもらうと分かるように、世の女性たちが家庭に入ることを選ぶのは、”子育てに専念するため”が多いようです。
「なぜ専業主婦をしているのか」アンケート(複数回答あり)
- 子育てに専念したい…69人
- 仕事と家庭を両立できない…48人
- 身内の介護が必要…7人
- 体調面の不安がある…39人
- ブランクがあって自身がない…21人
- 夫の収入で生活できる…19人
- 働きたくない…16人
- 家族に止められている…15人
- 条件に合う仕事がない…14人
- その他…9人
専業主婦をしている20~50代の女性150人にとった2023年のアンケート(https://one-news.jp/article/1150838)
同じアンケートで、90%の人が、実際に働けるかどうかはわからないけれど、家庭とのバランスを見ながら社会に復帰したいと考えている事が分かりました。
家・子供のことは自分がメインでやるもの、と考えている人が多いことが分かります。
子供をメインにしているうちに、自分のことがおざなりになってしまう‥。
さらに、子育てや家事は目に見えにくい貢献であり、社会的な評価を受けにくい側面があります。
評価されないことを続けているうちに、だんだんと自信を無くし、挑戦することが怖くなってしまいます。
何も残らないのは嫌!子育て後も自分の人生を生きるために
子育てが終わってからのことを想像してみたことはありますか?
現代の女性たちの未来は、二極化していると言われています。
子育ては何も残らなかったと虚無感を抱く女性と、子育て後も自分の人生を謳歌する女性です。
子育ては何も残らないと嘆くか嘆かないかは、どこで決まるのでしょうか?
できれば自分の人生は最後まで楽しい方がいいですよね。
もちろんだね!
子育て後に人生を謳歌できる人がどう行動しているのかを見ていきましょう。
- 子育て中も自分の人生を生きる
- 子育て後から自分の人生を再スタートさせる
子育て中も自分の人生を生きる
子育て中も自分の人生を生きる事が、一つ目の行動です。
「子育てと家事に専念するべき」という古い概念にとらわれないことが重要です。
自分が続けたい仕事、興味のある習い事などを子育て・家事と並行して続けましょう。
推し活や副業、ポイ活をしてもいいですね。
子育て並行して、自分らしさを忘れないことがポイントです。
子育て後から自分の人生を再スタートさせる
二つ目は、「キャリアは突然スタートしても良い」という考えを知り、実践することです。
これまでのキャリア構築法は、まず夢を決めてそこに向かって少しずつ進んでいくというもの(キャリア・アンカー型)でした。
ゴール設定をしてから進む!
しかし反対の理論として、1999年にスタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授が新しいキャリア構築論を提唱。
「キャリアは偶然の出会いで作られる」という「プランド・ハップンスタンス」と言う考え方です。
進みながら考える!
プランドハップンスタンス理論とは、計画された偶然と訳され、「キャリアというものは偶然の要素によって8割が左右される。偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」という理論。
https://www.cbase.co.jp/column/article553/
子育てがひと段落してから、または子育て中でも、自分の興味関心をちゃんとキャッチしておきます。
そして意欲が湧いたり偶然の出会いと状況が許すようであれば、新しいことにチャレンジします。
日本で終身雇用制度が崩壊した今、子育て経験のあるなしに限らず、個人のキャリアが一つの企業で完結することは難しくなりました。
変化の早い不確実な時代に生きる私たちは、「プラント・ハップンスタンス」理論を身につけ、大体のビジョンを描いたら、偶然も味方につけながら行動していくべきです。
こうあるべき的な考えに縛られる必要はもう、ないね。
何も残らないかもしれない…子育て中の不安な気持ち、どうする?
専業主婦って、求められるものにキリがないし、いつまでてもどこまでも終わりがないし、なのに数字に表れないから報酬なし。ほとんど感謝もされないですからね💦💦💦
— しののめ ぴのこ 名古屋コミティア【F-63】 (@Sinonome3556) August 13, 2022
社会的には低く見られるし、離婚したら何も残らない!!なんらかの仕事は自分の自由のために持っておいた方がいいですよね✨
自分は専業主婦だから「何も残らない」と不安になっているのでしょうか?
実は、現代人が不安を抱えている割合は7割にのぼるそう。
専業主婦に限らず、多くの人が先の見えない未来を不安に思っているのが現状なんですね。
みーんな将来は不安なのよ。
では不安とどう向き合い、解消していくことができるのでしょうか?
順に見ていきましょう。
- 不安の根源
- 簡単にできる不安解消法
不安の根源
人間が緊張・不安・恐怖などの感情を持つとき、脳内ではノルアドレナリンという物質が分泌されています。
人の脳は原始時代からあまり変わっていません。
肉食動物にばったり出会ってしまったら、戦うか逃げるかを瞬時に判断しなくてはいけません。
そんなピンチのときに「さっさと行動しろ!」とせかす物質がノルアドレナリン。
「不安」や「恐怖」が、ピンチを脱するエネルギーとなるのです。
「自分ピンチかも」って思ってるってこと?
そう、そしてそれはピンチを脱出するエネルギーに変えられます!
簡単にできる不安解消法
不安を解決するためにできる唯一のことは、行動すること。
「どうしよう、どうしよう」と悩み続けるほど、不安は強くなっていく傾向にあります。
行動することで、不安は必ず軽くなります。
ここでは、今より少しだけ前向きになれる、簡単ですぐできる不安解消方法をご紹介していきます。
次に見ていきましょう。
解消法①書く
今の時代、家事や育児の合間にスマホを見る事が多いのではないでしょうか?
インプット過多になっている傾向があります。
インスタグラムで素敵なママたちを見ては日々悶々としてしまいませんか?
やたらキラキラ見えるよね。
そんな時は適度にアウトプットする必要があるので、不安な思いを書き出しましょう!
「書く」という行動は、簡単にできて効果抜群な発散方法なんですね。
こんな方法があります
- 考えを書いて書いて書きまくってストレス発散!
- 日記をつけることで考えが整理され、自己洞察力U P!
- マインドマップを作って自分を客観視!
最近話題のインド式「グルノート」は簡単に始められます。
ノート1ページを4つに区切って内観する方法で、私も実践しています🎵
解消法②体を動かす
運動することでセロトニンが活性化します。
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは、ノルアドレナリンを正常化してくれます。
さらに脳内を鎮静してリラックスさせ、ネガティブな感情を消し去ってくれます。
運動ってすごい!
私は家で苦手なパソコン作業をしなくてはいけないのがストレスなんですが、家事などで体を動かしてからの方が作業効率がよかったりします。
その他には、YouTubeなどで運動系の動画を見ながら体を動かすのもいいですね。
参考:https://diamond.jp/articles/-/305020?page=2
子育ては何も残らないって本当?まとめ
子育て主婦の時間は決して「何も残らない」ものではありません。
家事や育児はかけがえのない貢献であり、自分自身や家族の生活を支えています。
女性も働かないと子育てが終わった後に何も残らない。子が巣立ったあと孤独。とかいう人いるじゃん?うちの母見てみ?専業主婦で子どもと夫に全力投球して、70歳超えた今も自分より遥かに若い友人とお茶して、習い事して、孫と遊んで、めちゃくちゃ楽しそうだから😂何事にも夢中になれる人強い。
— まむねこ (@my_0000kp) November 26, 2023
専業主婦であることが自分や家族にとって最良の時期もあると思います。
いつでも自分の選択で変えられますし、子供は成長してライフステージは常に変わっていきます。
「ずっと同じ」ということはないのです。
今でしかできないこと、今だからやれることに目を向けて、前向きに過ごしていきましょうね。