親が芸能人の悪口を言うことにイライラした経験はありませんか?
私が子供の頃、家族でテレビを見ている時に親が芸能人の悪口というか批判を言うのは常でした。
人の悪口って聞くのも嫌だし、ましてや親が悪口を言っていると思うと情けないというか何というか。
決して楽しい気持ちにはなりませんよね。
今回は、親が芸能人の悪口を言う心理と、一緒にテレビを見るストレスを対処するための方法について考えてみました。
こんな人におすすめの記事です
- 親が芸能人の悪口を言うのが嫌だ
- 親が芸能人の悪口を言う心理を知りたい
- 一緒にテレビを見る時に不快な思いをしたくない
家族と気持ちのいいテレビタイムを過ごしたいのに悪口に邪魔されて困っている方、ぜひ参考にしてくださいね🎵
>>子供の見た目にうるさい親の心理についてもまとめています。
親が芸能人の悪口を言うと一緒のテレビ時間がストレス!
親が芸能人の悪口を言っているのを聴くの、嫌ですよねーーー!
私も経験者なのでその気持ちすごく分かります。
私が「この人すごく歌上手いよね〜」というと、母親は「え〜?そうか〜??」と言う感じで、全否定されたことが多々あります。
とても悲しかったので忘れられない記憶になってます…。
皆さんはどんなストレスを抱えているのでしょうか?
順に見ていきましょう。
- 不快な気持ちになる
- 険悪な雰囲気になる
- 自分が否定されているような気持ちになる
芸能人への悪口!不快な気持ちになる
単純に、人を批判するような発言を聞くことで、不快な気持ちになってしまいます。
ましてや親には大人として良いお手本になって欲しいですよね。
人に対して批判的な発言を繰り返していると、子どもにとっていい影響があるとは思えません。
芸能人への悪口!険悪な雰囲気になる
悪口に対して意見を述べると、議論になりやすくなります。
意見をしないまでも、その場が険悪な雰囲気になってしまうことは否めません。
芸能人への悪口!自分が否定されているような気持ちになる
親が自分の好きな芸能人を批判する場合、自分が否定されているような気持ちになってしまうことがあります。
自分が応援している芸能人の魅力に共感してくれたら嬉しいしですよね。
反対に悪口を言われたら、「あんたセンス悪いね」と言われているみたいで悲しくなってしまいます。
親が芸能人の悪口を言うのはどんな心理?
人間誰しも、悪口を言いたくなる時ってあると思います。
でも一緒にテレビを見ている時、芸能人の悪口をいつも親から聞かされるのは気持ちのいいことではありません。
ではどうして親は芸能人の悪口を言ってしまうのでしょうか?
いくつかの原因を探っていきましょう。
- ストレス解消
- 共感を求めている
- 自分の価値観を再確認したい
- 暇つぶしや照れ隠し
- 悪口依存症になっている
親が悪口を言う理由①ストレス解消
日々の生活の中で溜まったストレスを、悪口という形で発散している可能性があります。
文句ばかり言う人は承認欲求が強いです。
私を見て!認めて!ってゆうやつです。
文句や悪口を言うことで、人に自分を認めてもらおうとしていると言われています。
これを親の悪口に当てはめると、親は誰かに認めてもらいたいという欲求があるのではないでしょうか。
親が悪口を言う理由②共感を求めている
周りの人に共感を求めたいから悪口を言っている可能性もあります。
「みんなも私と同じように、特定の芸能人に対して悪い印象を持っているよね!?」と確認したい気持ちがあるのかも知れません。
クラスの仲良しグループが、悪口を言い合う構造に近いものを感じますね。
親が悪口を言う理由③自分の価値観を再確認したい
芸能人を批判することで、自分の価値観や倫理観を再確認しようとしている可能性があります。
聞いている方は「悪口」と感じても、本人的には「批評してる」くらいの認識なのです。
自分に自信があり現状に満足している人は、他人のことは気になりません。
誰かと比較することで自分が優位に立ちたい状況なのでしょう。
自分に自信が持てない人、であるとも言えます。
子供をけなす親の心理とは?でも紹介したように、親の自己肯定感を満たしてあげると、悪口が減ってくるかも知れません。
親が悪口を言う理由④暇つぶし・照れ隠し
特に会話する話題がない場合、時間つぶしや照れ隠しとして悪口を言っている可能性があります。
私の話で恐縮ですが、家族でELTの「Time goes by」(20数年前のヒット曲です💦)を聞いていた時、父親が「これが流行ってるの?わからんわー!」と言ったことを思い出します。
その時は、「お前らセンス悪いな」という嫌味に聞こえたんですね。
また始まった…と、若かった私は不快な気分になりました。
でも今思うと、「若い子の恋愛観を全面に押し出した歌を家族全員で聴く状況」が照れ臭かったのかなと思うんです。
今思えば不器用な父親の憎めない側面でした。
親が悪口を言う理由⑤悪口依存症になっている
テレビに向かっていつも悪口を言っている人もいますよね。
その場合、「悪口依存症になっている」と考えられます。
誰かの悪口を言うと、やる気や快楽に関与するホルモン「ドーパミン」が放出されます。
ドーパミンが出ると楽しい気分になり、やめられなくなってしまいます。
一度放出されると「より大きな刺激」を求めるようになるため、悪口の回数が増えたり、より過激な内容になっていってしまうのです。
親が芸能人の悪口をやめない!ストレス対処法
親が芸能人の悪口を言うことでストレスを感じている場合は、まずは親も一人の人間であり、完璧な人間は存在しないと言うことは覚えておいてください。
人は誰かに自分の意見を聞いて欲しい場面が必ずあります。
その上で、親の悪口で気分を害することが多い場合は、以下のような方法で対処することができます。
- 悪口を聞いて良い気分はしないと伝える
- 聞き流す
- 話題を変える
- 親の悪口から離れる
芸能人の悪口を聞いて良い気分はしないと伝える
まず、親とある程度コミュニケーションが取れる関係にあるのなら、素直に気持ちを伝えるという手段があります。
言い方としては、人格を否定せず、行動を改善して欲しいという伝え方です。
「お母さんのことは好きだけど、芸能人でも本人に届かないところで悪口を言うのは嫌なの。聞いている私はいい気分がしないの。」
と言う感じですね。
親の悪口は聞き流す
特に反応せず、聞き流すのが一番です。
いつも必要以上にテレビに罵詈雑言を浴びせていれば悪口依存症かも知れませんが、そこまでいかないのであれば、人間とはそう言うもの、と言うことです。
親の性格が特段悪いわけではありません。
芸能人の悪口から話題を変える
別の話題に切り替えることで、悪口の流れを断つのも良い手段です。
悪口は大抵自分のコンプレックスが元になっています。
自分の一部に強い劣等感を抱えているため、他人の欠点や弱点をわざわざ口に出し、自分の弱い部分を隠そうとしているのですね。
ですので、質問形式で突き返すといいですよ。
芸能人の体型について悪口を言う親に対しては、「そういえばお母さん、最近あのダイエット続いてる?」と言う具合ですね。
「あなたはどうなのよ?」と言いたくなる気持ちもありますが、それは抑えましょう!
親の悪口から離れる
見たいテレビは見られなくなってしまいますが、単純に場所を移動するのも良いでしょう。
他の部屋に行ったり、散歩に出かけたりして、気分転換をしましょう。
親が芸能人の悪口を言う心理と対処法は?まとめ
親が芸能人の悪口を言うことは、様々な心理が働いている可能性があります。
一緒にテレビを見るのがストレスになってしまう場合は、「そういう悪口は好きじゃない」と伝えることも有効です。
または、無理せず、自分のペースでテレビを見たり、他のことをしたりしましょう。
大切なのは、家族で楽しい時間を過ごせる時間を大切にしたいということ。
親だって人間です。
気を許している家族の前だからこそ、忖度なしに色々な思いを話せるということでもあります。
「たまには悪口も言いたいよな。」とおおらかに捉えることも必要ですね。