見た目にうるさい親、身近にいませんか?
娘や息子の髪型や服装について、口うるさく指摘する親御さんですね。
実は最近、私自身が、娘の容姿を気にするようになったな、と感じています。
「シャツが出てたら恥ずかしいよ!」とか、「髪を長くするなら食事の時は縛りしなさい!」などなど。
言われている子供は一向に気にしていない様子。
子供のためと思って言うことでも、自分の中で「イラッ」とする感情があることに疑問を感じています。
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今回は、見た目にうるさい親の心理と特徴について、詳しく調べました。
よろしければ参考になさってくださいね。
見た目にうるさい親の心理!なぜ子供の容姿に口を出すのか?
子供の見た目が異常に気になってしまい、けなしたり、必要以上の注意をしてしまう親がいます。
彼らが無意識にそうしてしまうのには理由がありました。
それは、
「自己肯定感が低い自意識過剰な親」が、
「自分と子どもとの境界線があいまいになっている」と言えます。
「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学では、他人の課題を背負うべきではないと説いています。
子供とはいえ、一人の人間です。
親は親自身のことを、子供は子供自身のことを気にするべきなのですが、親が子供の課題を自分の課題として捉えてしまっているんですね。
見た目にうるさい親の特徴とは?
子供の見た目にうるさい親は、
⚪︎自分と子供の境界線が引けていない
⚪︎自分に自信がなく自意識過剰である
以上のことを踏まえた上で、見た目にうるさい親の特徴を見ていきましょう。
- 自分の価値観を押し付けてしまう
- 子供への不安や心配がある
- 自分の過去のトラウマを引きずっている
自分の価値観を押し付けてしまう
親御さんの中には、自分の価値観を子供に押し付けてしまう方がいます。
特に、若い世代のファッションやヘアスタイルは、親世代とは大きく異なる場合があり、理解できない場合もあります。
その結果、「ダサい!」「恥ずかしい!」と否定したり、「こうしなさい!」と押し付けたりしてしまうのです。
子供への不安や心配がある
子供が社会でうまくやっていけるか、不安や心配を抱えている親御さんもいます。
髪型や服装が周囲から浮いてしまうことで、いじめや偏見を受けるのではないかと心配し、口出ししてしまうのです。
自分の過去のトラウマを引きずっている
親御さん自身が過去に、見た目に関するいじめや偏見を受けた経験がある場合、子供にも同じ経験をさせたくないと過剰に心配してしまうことがあります。
その結果、子供の髪型や服装を細かくチェックし、指摘してしまうのです。
見た目にうるさい親にならないために!子供の容姿が気になる時の対処法
自分が子供の見た目にうるさい親かもしれないと気づいたら、過剰に干渉しないための対処法を実践しましょう。
順に解説していきますね。
- 子供は別の人格だということを意識する
- 褒めるポイントを見つける
- コミュニケーションを大切にする
自分が見た目にうるさいと思ったら!子供は別の人格だということを意識する
子供は成長とともに、自分の個性や意思を形成していきます。
親御さんは、子供の髪型や服装について口出しするのではなく、子供の意見を尊重し、選択肢を提示することが大切です。
自分が見た目にうるさいと思ったら!褒めるポイントを見つける
子供の髪型や服装について否定するのではなく、褒めるポイントを見つけて伝えるようにしましょう。
「その髪型、似合ってるね!」「その服、好きだな」など、具体的な褒め言葉をかけることで、子供の自信を育てることができます。
これは自分に対しても有効です。
自信のない親ほど子供に口を出してしまいがちなので、まずは自分に対して、褒めるポイントを見つけることから始めるのが良さそうです。
自分が見た目にうるさい!コミュニケーションを大切にする
子供と積極的にコミュニケーションを取ることで、子供の考えや気持ちを理解することができます。
子供の意見に耳を傾け、対話を深めましょう。
子供をどうしても「尊重できない」と感じる場合は、自分が自分の親にそうしてもらえなかったからかもしれません。
親にされたことを子供にもしてしまうのは、よくあることなんです。
どうしても子供に辛く当たってしまうと感じる場合は、カウンセラーに相談するのも良い方法です。
見た目にうるさい親の心理と対処法!まとめ
見た目にうるさい親の心理についてまとめてきました。
いかがでしたか?
見た目にうるさい親になってしまう理由は、以下でしたね。
ポイント
見た目にうるさい親は自分に自信がなく、自意識過剰である
見た目にうるさい親は子供との境界線がうまく引けていない
子供の容姿に口を出してしまいがちな親は、まず自分に自信をつける努力をすること。
そして、子供は別の人格であることを再認識し、尊重して向き合うことが重要です。
私自身も自分に自信がある方ではないので、「子供は子供、私は私」という認識を忘れないことが大切だな、と感じました。
>>子供をけなす親の心理とは?でも解説していますが、親の「自信の無さ」は親子関係の悪化原因になってしまうのですね。
子供が自分らしく成長できるよう、親自身も自分を大切にしながら、見守っていきたいですね。