無垢床の傷も気にしない!ずぼら主婦でございます。
無垢床にしたら素敵だろうけど、傷が気になったりメンテナンスが大変なんじゃない?
そんなふうに思われる方、多いみたいですね。
私は新居に無垢床を採用しました。
赤ちゃんから小学生までの子供を育てつつ、5年経ちますが、今のところ無垢床以外は考えられなかったなーというくらい気に入っています。
無垢床を迷われている方の参考になると思いますので、我が家の事例をお伝えします。
無垢床の傷も気にしない!ずぼらだから?
「新居の床は絶対に無垢材がいい」と決めていた私。
夫と決めたハウスメーカーで床を無垢にするという話になった時、周りにもそのことを伝えていました。
そしたら「無垢材なんてメンテナンスが大変でしょ?!やめといたら?」と反対する人が多い多い。 😯
と思いつつ営業担当さんに確認すると、「特に何もしなくていいですけどねー。」との返答。
ということで、自分が楽な方を信じた結果、我が家メンテナンスらしいメンテナンスは何もせず、5年経ちました。
無垢材の傷も気にしないでいられるのは、私がかなりずぼらな性格だからなのかも知れません。
ですが、キレイを保つためにメンテナンスが必要なのは、無垢だからとか合板だからとか関係ないのではないかと思います。
無垢床の傷も気にしない!とにかく木の温もりは最高
我が家が全面無垢床にした理由とメリットをお伝えしていきます。
- 無垢床と合板フローリングで値段が大きく変わらなかった
- 無垢床のメリット
無垢床にした理由
我が家の床は1階も2階も無垢にしました。
うちの場合、2階を合板フローリングにすることによって得られる値下げはそれほど大きなものではありませんでした。
(見積もりを出してもらいましたが、それなら他で削ろうと判断しました。)
家の建坪が30あるかないかの小さめな家なので、床の面積が少ないから、ということもあると思います。
ハウスメーカーによって様々なので、無垢にすることによってドンっと値上げになってしまうところもあるのかな?
無垢床のメリット
無垢床は憧れがあり選択しましたが、住んでみるとよりメリットを感じるものでした。
以下にまとめていきます。
無垢床のメリット
- 木材本来の質感を味わえること
- 時間が経つごとに風格や味わいが増すこと
- 調湿作用もあるため、ダニやカビが発生しにくい快適な湿度を保ってくれること
お風呂から出たところはタイルにしてあるので、水が落ちるといつまでもベチャベチャ。
ですが、脱衣所から一歩出ると、「さーー……」っと無垢床が吸い取ってくれます。
また、調湿効果のおかげか、寝室のカビ対策も除湿シートの上にマットレスを敷くだけで過ごせています。
無垢床の傷も気にしない!けれどデメリットはある
おはようございます☔️
床の抜け節補修跡👀⁈ 2枚に跨ってる…😂 無垢床見てると抜け節補修は結構ある。 pic.twitter.com/my1TW0CrA8— ンゴ (@4n5Tkhs) April 7, 2023
↑使う木材によってはこんな補修もあるんですね…。
無垢床の傷や節はさほど気にならない私ですが、気にならないところが一切ないわけではありません。
以下に、5年暮らして感じる問題点と、改善策をご提案します。
- 無垢床、問題点はある
- 無垢床、こうしておけばよかったかも
無垢床の傷も気にしない!けど問題点はある
- 一度変色すると元には戻らない
- 冬はフローリングがスカスカになる
一つずつ説明していきますね。
一度変色すると元には戻らない
軽い気持ちで置いたものの下が濡れていた場合、2日置いていると黒いカビになります。
気づいたらすぐに目の細かいヤスリで削ると取れるようですが、ズボラな私が気がついた時にはもう手遅れな場合が多いです。
また、お掃除の時にセスキスプレーを使っていたのですが、数日経って見てみると、拭き取り忘れていたところが黒くなっていました。
そういえば子供が「スプレーしたい!」と言って手伝ってくれたような…。
というわけで、水とセスキの拭き取り忘れには要注意です!!
冬はフローリングがスカスカになる
床暖房を使っているから余計なのですが、冬はフローリングがスッカスカになります。
あまりにスッカスカになって床暖房の下地が見えるくらいだったので建築士さんに相談したこともあるのですが、「想定よりも開きますね」とのこと。
また、板の間が広く開くことでゴミが溜まり見えやすくなります。
ズボラな私でも気になるくらいなので、キレイ好きさんには堪える現象かも知れません。
無垢床の傷も気にしない!けどこうしておけばよかったかも
5年暮らして、周りの人たちも色々な新築を建てているので、参考になる事例がちらほら。
なるほどーそうすればよかったかと思った2点をご紹介します。
- キッチンなど水周りはタイルにする
- 床暖房ではなく全館空調にする
キッチンなど水周りはタイルにする
これ、本当になんで提案してくれなかったんだと思っています 😛
無垢材が厳しいからといって全てを合板フローリングにする必要はなくて、一部だけタイルにするという方法。
水で簡単に汚れが拭き取れて、耐久性もあるため汚れやすいところには向いています。
特にキッチンは気がついたら汚れが飛んでいるし、水の使用が必須のところです。
今から家を建てるのなら、キッチンは思い切ってタイルにしたいなーって思います。
床暖房ではなく全館空調にする
これを叶えるためには、ハウスメーカーから選び直さなくてはいけなくなるかも知れません。
でも全館空調にすれば床暖房はいらないんですよね…。
今、エアコン一台で家全体の空調ができる家がありますよね。
床暖房は暖かくて快適なのでよかったのですが、床暖房×無垢フローリングより、全館空調×無垢フローリングの方が無垢床にかかる負担が少なそうです。
全館空調で施工実績のある工務店・ハウスメーカーで、無垢床を採用したい旨を相談してみましょう。
無垢材の傷も気にしない!結論:相性があるけど、木はいいよ
結論は相性があるとしか言えないんですが、とにかく木の温もりはホッと安心できる素敵なものです。
今は合板フローリングでも本物の木みたいなものがありますよね。
雰囲気だけならこれで十分じゃない!とお邪魔したお家で感じることもあります。
お手入れも楽そうだし、これでもよかったなーと思ったりもしますが、やはり”木そのもの”とは違います。
特に夏は水分をちょうどいい感じに調整してくれて、足の裏がベタベタしないのでとってもさらさら〜!
無垢と言っても種類がたくさんあるので、メリットデメリットを知った上で選んでいけるといいですね。
無垢フローリングの家、私はお勧めします♬