夏休み、ダラダラしてしまうんだよなーとお悩みではありませんか?
幼稚園の夏休みって長いですよね。
上の子が幼稚園児の時、私は下の子を抱えながら、毎日毎日「上の子に何かをしてあげなくては」と考え焦っていました。
ダラダラ過ごしてしまうなんていけないこと、と思っていたんですね。
そんな焦りがあったため、「のんびり過ごせて楽しかったなぁ🎵」なんて思い出がないという 😥
今振り返るとすごくもったいないことをしたな、と思います。
普段がんばって幼稚園に通っている子にとっては夏休みは天国なはず。
>>幼稚園行きたくない!ママといたい年中さん対策の記事も書いていますのでよろしければご覧くださいね)
今回は、夏休みなんだからダラダラしたっていいじゃない!という理由と、私の思いを書かせて頂きます:-D
夏休みはダラダラしてしまう!子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる
夏休みに限らず、「ダラダラする」ってなんだか悪いイメージがありますよね。
デジタル大辞泉で「だらだら」について調べるといくつか出てくるのですが、「 気分などがゆるんでしまりのないさま。」「だらだら(と)した生活」というのが一番ぴったりでしょう。
私たちが子供に「ダラダラするな!」と言う時は、「夏休みでも気を緩めず引き締めていけ!」と喝を入れているのと同じです。
さて冒頭の「子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる」と言うのは、Yahoo! ニュースで紹介されていました。
『夏休み。ちょっとお疲れのお母さん、お父さんへ。:子供には退屈も必要。』という記事の”子どもを退屈させよう”という部分です。
この記事によると退屈になると言うのは、エネルギーが溜まった証拠だそう。
子供が「退屈ーつまんない!」と言った時は、「次に進む英気を養えた!」と言う意味と捉えてみるといいですね。
また、脳にはぼーっとしている時に活性化する部分があるのだそう!
「デフォルト・モード・ネットワーク」と言われるこの部分。
活性化することで、子供の脳がクリエイティブ脳が近づきますよ!
夏休みはダラダラしてしまうもの!とはいっても有意義な時間にしたい
とはいえ、ダラダラし尽くして、夏休み何もせずに終わったことを後悔するというのは違う気がします。
次に、力が入りすぎない程度に夏休みを楽しむ方法を挙げてみました。
- ピーク・エンドの法則を実践
- 我が子の望むことをする
- 簡単な決め事を作って習慣を作る
夏休みは、ピーク・エンドの法則を実践
先ほどご紹介した『子供には退屈も必要。』の記事で、「ピーク・エンドの法則」と呼ばれる心のメカニズムも紹介されています。
一番のピークと、最後の印象が全体の判断を作り上げるというもので、夏休みの過ごし方にも応用できるのではないでしょうか。
ピークはどこか少しだけ遠くや行ったことのない場所にお出かけしてみる。
エンドは最後の方で簡単なお料理をお手伝いさせて存分に褒めてあげたり、外が暗くなってから家族で花火をしたり。
簡単なことでいいので「いい夏休みだったね!」と言い合って終われたら幸せなんじゃないかなぁと思います。
夏休みは、我が子の望むことをする
「いい夏休みを過ごしてほしい」とは思うものの、我が子がどんなことを望んでいるのか分かりますか?
具体的に考えてみましょう。
お母さんが思う、お子さんにとってのいい夏休みとはなんですか?
例えば、、
- 好きなことを時間を気にせずできる(好きなこと=工作、テレビ鑑賞、水遊び、虫取りなど)
- 家族との時間を過ごせる(ママにべったりする、本を読んでもらう、パパに遊んでもらう)
- 普段できないことの体験(お友達の家に遊びに行く、家族で旅行に行く、料理など難易度の高いお手伝い)
少し早いのですが、小学校高学年になってから勉強を楽しいと思えるには、小さい頃の熱中体験が必要なようです。
(参考にしたのはPresident Onlineの『高学年になるほど、成績が落ちることになる…中学受験のプロが「これだけは絶対NG」と親に指導すること』という記事の”小さい頃の「熱中時間」がとても大事”という部分です。)
「夏休み=お子さんを一日中観察できるいい機会」と捉えましょう。
この子はどんなことに興味を持っていて、どんな時に輝いた表情を見せるのだろうか?と、観察してみてください。
いろんな体験を用意することが負担になる方は、調査をするようなイメージでするといいですよ。
夏休みは、簡単な決め事を作って習慣を作る
簡単な決め事を作って、継続させて習慣を作るのはどうでしょうか。
家族の中で自分の役割を持つことで、自信を持つことにもつながります。
園に通ってバタバタしている時より、夏休みの方がじっくり取り組めると思うので、ぜひお試しください。
夏休みが終わった時に、「〇〇ができるようになった」と達成感も味わうことができるかも?!
そのためには決め事は、子供が進んでできることで、すぐできる簡単なことにしておきましょう。
例えば、こんなものがあります。
- 外から帰ってきたら靴を揃える
- ご飯の準備でお箸を出す
- 起きたらカーテンを開ける
子供ができた時、大げさに褒めなくても大丈夫です。
「自分で気づいて靴を揃えられたんだね。」「お箸を出してくれたんだね。」と、やったことを言葉にしてあげるだけでもいいですよ。
しっかり認めてあげましょう🎵
夏休みはダラダラしてしまうものとして前向きにとらえよう!まとめ
以上、夏休みはダラダラしてもいい理由をいろいろ並べてみましたが、いかがでしたか?
実際に自分の子供が毎日ダラダラしているのを見ると「も〜また〜!」となってしまいそうですが、そんな時は少し思いとどまって。
ママも子供の隣にゴロンとして、ダラダラーっとしてみましょう!
子どもは案外喜ぶかも知れませんよ。
「子供のストレス原因の半分は親」だという怖い内容を見つけました。
(President Onlineの『「子供のストレス原因の半分は親」夏休み明けの不登校に親ができるたったひとつのこと』という記事の冒頭)
確かにそうですよね…。
親がストレスを抱えて余裕がない、イライラしている状態は、そのこと自体が子供にとって大きなストレスなんですよね。
親も子も、心と体を休ませつつ、夏休みをのんびりと過ごせたら最高ですねー :-)🎵