勉強できない悔しい!と言って、お子さんが泣くことってありますか?
我が家では結構みられる場面でして、どう対処したらいいものか困っていました。
「宿題でそこまで泣かなくてもいいよ!大丈夫!」などと声をかけていたのですが、もっといい対応の仕方はないのかなと思っていました。
そこで、勉強が悔しいと泣く子のことをどう受け止め、どのように導いてあげるべきなのかを調べてみることにしたんです。
小学生のお子さんを対象に調べてみましたので、興味のある方はぜひ参考になさってくださいね。
勉強できない悔しいと泣く小学生!どう解釈する?
勉強ができない悔しいと泣く子どもを、親はどう解釈したらいいのでしょうか?
順に見ていきましょう。
- 勉強できない自分が悔しい子は伸びる可能性大!
- 勉強できない自分は認められないと思っているかも!
勉強できない自分が悔しい子は伸びる可能性大!
勉強が思ったようにできない自分を悔しいと思う気持ち。
何にでも真剣に、真面目に取り組むことのできる、いわゆる”がんばりやさん”によく見られます。
完璧を求めすぎてしまい、少しでも自分の理想に足らない部分があると、受け入れることができない特徴があります。
上手くこなせない自分に悔しさを感じ、泣いてしまうことがありますが、何にでも一生懸命取り組めるからこそ、将来伸びる可能性、大です。
勉強できない自分は認められないと思っているかも!
勉強ができない時に悔しくて泣けてしまう子供は、
- できないと恥ずかしい
- できない自分はダメだ
と言う考え方になっていることが考えられます。
親の関わり方として、「できた時にだけ褒める」ということが習慣化している場合に多く見られます。
「できている自分は良くて、できない自分は認められないのではないか?」という不安感を持つようになってしまいます。
身に覚えのあるお母さんやお父さんは、「できてないあなたも好き!」と伝わる工夫をしていくといいですね。
「できないことや苦手なこともあるけど大丈夫だし、それでもOKだよ。」と伝えていくことで、強すぎる緊張を解いてあげましょう。
「そんなことで泣いちゃダメ!」といった言い方はしない方がベター。
親の正論を押しつけるだけの対応は、突き放されているような気持ちになり、ますます泣けてしまいます。
勉強できない悔しい!と泣く子の対処法
勉強ができなくて悔しいと泣く子への対処方法を考えていきましょう。
子供が泣いているのは、下のどちらに当てはまるでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
- 勉強できないことに悔しい!と感じて泣く場合
- 勉強できない自分はダメだ!と不安感から泣く場合
勉強ができないことに悔しい!と感じて泣く場合
泣くほど「勉強ができなくて悔しい」と思うってみんなができることでありません。
自分と戦っている最中なので、暖かく見守ってあげましょう。
悔し泣きもしょっちゅうだと「またぁ?」ってなってしまいそうですが、大丈夫。
お子さんは自力でレベルアップしていますよ!
子どもが自分を追い込みすぎているなと感じられる場合は、息抜きに誘ったり、気分転換を促してあげると良いですよ。
勉強できない自分はダメだ!と不安感から泣く場合
子どもは生まれながらに気質を持っています。
いい子気質の子たちにとって基本は「できる自分」であり、「できない自分」は受け入れがたいと感じやすいそうです。
また、その上で親が「できる子をよしとする子育て」をすると、その子の中でさらに「いい子でいよう」という気持ちが強まります。
それにより、勉強ができない自分への恐怖が出てきてしまいます。
ここで、小さいお子さん向けにはなってしまいますが、参考になる対処法を見つけたのでご紹介します。
保育士てぃ先生が実践する、「失敗した時こそ認める」方法です。
例えば園ではよくやる縄跳び。
縄跳びで失敗したときこそ元気よくハイタッチします。
そうすると、縄跳びを飛べない自分も先生は愛してくれていると感じます。
飛べてない自分も、先生は大好きということが伝わりやすいのです。
できたときはもちろん、できていないときにこそ、ハグやハイタッチを!
参考:https://fqkids.jp/22918/
これ、素敵ですよね!!
「子どもを褒めましょう」と良く言われる時代ですが、いいところを見つけようとして親が疲れてしまうこともあります。
褒めるとか認めるっていうのは、子どもが親の理想的な行いをした時でなくてもいい!
高学年になってくると、「間違えてハイタッチ」とはいかないと思いますが、日頃から”間違えてもOK”という姿勢でいることが大切です。
勉強できない悔しいと泣く理由と対処法!まとめ
以上、勉強できない悔しいと泣く理由と対処法をまとめてきました。
いかがでしたか?
よその子が悔し泣きをしているととても微笑ましく思えるのに、我が子の時は「また始まった…。」って思ってしまうの、なぜなんでしょう。
「拗ねる子どもがそのまま大人になると思うと不安!」でも取り上げたように、子供の負の感情を受け止めてあげることって大切なんですね〜。
なかなか難しいことです。
勉強につまづいた子どもが泣き出したら、まずは向上心がある証拠だ!いいね!と捉えること。
成功した時だけ褒めてないかな?と普段の自分の育て方を振り返ること。
私は、まずこの2点を気をつけてやってみようと思いましたよ🎵