お子さんが、習い事の練習しないのに辞めたくないと言っていませんか?
子どもの習い事は、将来の選択肢を広げたり、才能を伸ばしたりする貴重な時間です。
やると決めた習い事に対し、毎日自分から練習して向上心を持ち続けてくれたらそんないいことはありません。
ですが、家での練習になかなか取り組むことができない、それなのに「辞めたくない」と言う子どもは多くいます。
ダンスを習っている娘や周りのお友達の例をあげながら、子供の気持ちと打開策を探っていきます。
こんな方におすすめ
- 子供がやると言った習い事の練習をしないことにイライラする
- 辞めたくないのに練習はしない子供の気持ちを知りたい
習い事の練習しないのに辞めたくないという子どもさんに、葛藤を抱えている親御さんの参考になれば幸いです。
習い事の練習しないのに辞めたくない!…ってなんで?
「習い事を辞めたくない=やる気があるということでしょ?」「それならなんで練習しないの??」
そう思う気持ち、すごく分かります。
でも子どもが練習をしないのに辞めたくない理由は、実は様々あるんですね。
一つずつ見ていきましょう。
- 習い事は好きだけど練習は嫌い
- 大人の気持ちを汲んでいる
- 友達や先生と離れるのは嫌
- 習い事を続けるメリットがある
習い事辞めたくない!好きだけど練習は嫌いなの
単純に、「練習が嫌い」「面倒くさい」というケースがあります。
「練習が嫌い」というと怠け者のイメージですが、子供のうちから「練習の意義」がわかっている子ってそうはいません。
親がサポートしながらなんとか頑張って、小さな結果が出た時に初めて「練習の意義」を感じるのではないでしょうか。
特にピアノの場合は、練習中って地味だし楽しくありませんよね。
習い事辞めたくない!大人の気持ちを汲んでいるから
大人の気持ちを汲んでしまって「辞める」と言い出せない子もいます。
- 自分でやりたいと言った手前、「辞める」というと怒られそう
- ママがタメになる習い事だと言っていたから、続けた方がいいのだろう
- 道具や服を揃えてもらったから「もったいなかった」とガッカリされそう
- 親が期待していることをわかっているので「辞める」と言えない
このような理由で、「練習しないなら辞めなさい!」と言われても「辞めたくない!」と返してしまいます。
やりたいと言ったから始めたのに、、と思ってしまいますが、本当にやる気がないのなら続けていてもしょうがないですよね。
習い事辞めたくない!友達や先生と離れるのは嫌
特に幼い子どもにとって、習い事は友達と遊ぶ場という側面も強いです。
周りの友達が続けているから、自分も辞めたくないという気持ちになることがあります。
先生が優しく、レッスンが楽しいと感じている場合も、練習が嫌でも辞めたくないと思うことがあります。
習い事、練習しないけど辞めたくない!親の思い
習い事を練習しないけど辞めたくないという子供。
親としては複雑ですよね。
なぜ子供に「練習をしないなら辞めなさい!」と言いたくなってしまうのでしょうか?
順に見ていきましょう。
- お金を無駄にしたくない
- 子供の可能性を伸ばしたい
お金を無駄にしたくない
習い事は月謝や教材費など、経済的な負担が大きいものです。
練習をせずにダラダラと続けていると、お金を無駄にしたように感じてしまいます。
子供の可能性を伸ばしたい
練習をせずに続けているだけだと、才能が開花する可能性を逃してしまうのではないかと心配になります。
「せっかく時間を割いて習い事をしているのなら」と、その対価に見合った結果を求めてしまいます。
そしてその結果が得られないとヤキモキして「練習しないなら辞めなさい」と言ってしまうのですね。
習い事、練習しないけど辞めたくない!解決方法
子どもが練習しないのに辞めたくないと言った場合、親としてはどうすればいいのでしょうか?
- 子供と話し合って目標を決める
- 練習方法を見直す
- 辞めるという選択肢も入れる
子供と話し合って目標を決める
まずは子どもとじっくり話し合い、練習をしない理由をしっかりと理解することが重要です。
子どもの気持ちに寄り添い、共感を示しましょう。
子どもが練習をしない理由が分かったら、一緒に目標を設定しましょう。
無理のない目標を設定することで、子どもはモチベーションを維持しやすくなります。
練習方法を見直す
練習方法を見直してみましょう。
親が思っているのとは違う方法が見つけられるかも知れません。
練習のハードルを下げる例
練習をするため、ハードルを下げまくりましょう。
例をピアノの練習にするとこんな感じです。
ポイント
- ピアノの蓋を開けておく
- 楽譜にドレミを書き込んでもOK
- 1回弾く毎にシールを貼って可視化する
- とにかく毎日ピアノの椅子に座る
- 親と一緒に弾く、または座る
また、簡単なご褒美を用意することもアリなんだそうです。
ご褒美の目的は、まず「練習って楽しい!」と思わせてしまうこと。
ご褒美のポイントは下の三点です。
- 成果ではなく、インプットに対してご褒美を用意する
- ご褒美は直後に簡単なものを上げる(おやつやご褒美シール、10円など)
- 決めたものは毎回必ず守る
大人もそうですが、子供にも達成感が感じられなければ、何事も続けることは難しいようです。
報酬系を刺激してあげて、「今日も忘れずに練習できたね」と認めて上げることで、子供の心も満たされるでしょう。
子供に合わせた親のサポート例
娘のダンスのお友達の中には、家でずっと踊っているという子がいます。
対して、自分からは全く家で踊る気のないうちの娘(家での時間は、ほぼ漫画・ゲーム・テレビ)。
比べてしまうとなんだか腹が立ってしまうのですが、子供にも「熱量」の違いがあるのかなと思うようにしています。
うちの娘は、私が意識して曲を流すようにしてみたところ、自然と踊っていましたよ。
子どもの性格や興味に合わせた練習方法を考えてみてくださいね🎵
辞めるという選択肢も入れる
子どもがどうしても続けられない場合は、思い切って辞めることも選択肢に入れましょう。
無理に続けさせることで、子どものやる気が低下したり、習い事嫌いになってしまったりする可能性があります。
その場合は、「練習しないなら辞めるよ!」ではなく、子供の本心を聞き出す努力をしましょう。
- 〇〇を達成したら辞める
- 何月になったら卒業する
など、その子なりの区切りを設定するのもいいでしょう。
親子で解決方法を導き出せるといいですね。
習い事、練習しないけど辞めたくない子供にどう対応する?まとめ
子どもの習い事は、子どものペースに合わせて無理なく続けることが大切です。
思うように練習してくれないと思っても、我が子の場合はどうしたら練習に前向きになるかなと策を練ってみるといいですよ。
子供のスポーツ運を上げたいと思ったら風水を取り入れるのも一つの手段です🎵
親は子どもの気持ちに寄り添い、サポートしながら、一緒に成長していけるといいですね。