オカヤドカリの餌の頻度！与え方と量など食事の飼育ポイントはある？

オカヤドカリを飼い始めると気になることの一つに、餌の与え方や頻度がありますよね。

オカヤドカリは何を食べるのかというと、雑食で、いろいろなものを食べてくれます。

あげない方が良いモノについては、オカヤドカリにあげてはいけない食べ物とは？を参考にしてくださいね。

では餌の頻度はというと、これは付き合いながら探っていくという感じになっていきます。

好物と言われるポップコーンですが、それだけでいいかというとそうでもありません。

今回は、餌の与え方や頻度などを紹介していこうと思います。

ぜひ参考にしてくださいね！

オカヤドカリの餌の頻度は？

オカヤドカリは少食なので、与えた餌を完食することは稀です。

少ないかな？と感じる量から与えてみて、進度を観察してください。

また、飲まず食わずで1ヶ月以上の脱皮に挑んだりすることも考えれば、おおらかに構えていいのではないでしょうか。

与えた餌を交換する目安はどうでしょうか？

自然界では腐敗したものも食すくらいなので、飼育ケースの中に数日置いておいても問題ありません。

私が餌を交換する頻度の目安をご紹介します。

• 割と置きっぱなしのもの
• すぐに引き上げるもの

オカヤドカリの餌！割と置きっぱなしのもの

野菜は5日間置きっぱなしのこともあります。

夏場はちょっと注意が必要なので毎日チェックしてくださいね。

ヤドカリ用の顆粒のペットフードなら１週間くらいはそのままで平気です。

ペットフードなどの腐りにくいものなら放置している間に食べ切ってしまうか、砂と一体化して分からなくなるかのどちらかです。

一日一回エサを取り替えないとすぐに弱ってしまうかというとそうではありません。

あまり神経質にならなくても良いのかなと個人的には思っています。

オカヤドカリの餌！すぐに引き上げるもの

加熱した魚や肉は3日（夏場は1〜2日）といった目安で引き上げます。

湿度高めの常温で放置するのが怖いため、生の肉・魚はほとんど与えません。

オカヤドカリは腐ったものでも食べるとはいえ、飼育ケース内で食べ物が腐ると虫が湧いたり異臭が発生するなど、衛生的な問題が発生します。

なので極力動物性のものは加熱してから与えて、他の餌もカビが生えない程度で引き上げた方が無難でしょう。

オカヤドカリの餌の頻度！与える時間帯

オカヤドカリにエサを与えるなら、夜がいいでしょう。

彼らは夜行性なので、明るい時間帯に置いておくよりも早く気づいてもらえます。

逆に残ったエサを回収するのは、動きの少ない明るい時間帯に行うとスムーズです。

オカヤドカリの餌の頻度！野生の食事内容

自然界のオカヤドカリは何を食べて生活しているのかというと、下記のものを食しているようです。

• 魚
• 動物や鳥
• 甲殻類
• 昆虫などの死骸
• アダンの実
• モクタチバナ
• ケイヌビワなどの葉
• アクが強く有害とされるクワズイモなど様々な植物
• 流木など

波打ち際に打ち上げられたものや、死んだ生き物を食べにいくというイメージです。

雑食なので色々な種類のものを食べています。

生きているものを捕まえて食べることはありません。

オカヤドカリの餌の頻度！食事の種類について

では飼育下でオカヤドカリに餌をあげる場合、どのようなものが良いのでしょうか？

雑食ということで結構なんでも食べてはくれますが、ずっと同じものをあげ続けると食べなくなったりします。

餌にレパートリーが必要なので、参考になるようにおおまかに分けてあります。

私が利用したことのあるものだけではデータ不足でしたので、ネット上の先輩飼い主さんからの情報も参考にさせていただきました。

3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

• 植物性の餌
• 動物性の餌
• ペットフード

オカヤドカリの餌！植物性

野菜や果物は人間の食事を作るついでに、切れ端をお裾分けすると手間がかからず良いでしょう。

野菜

○にんじん、きゅうり、サツマイモ、レタス、トウモロコシなど、生でも調理してあっても良いです。

△大根、玉ねぎ

果物

○りんご、なし、柿、ブドウ、バナナ

△柑橘類など酸味の強いもの

穀物

○白米、パン、ポップコーン、いった玄米

観葉植物

観葉植物は葉だけでなく樹皮や幹も食べるので、食事として飼育ケースに入れている飼い主さんが多数いらっしゃいます。

○アダン、ガジュマル

×ハイドロカルチャーの鉢植え（ハイドロボールに潜り込んで出られなくなる事故の原因となるためやめておきましょう。）

ドライフード

○生クルミ、レーズン、 ドライバナナ、 松の実 、ココナッツ、干し芋

オカヤドカリの餌！動物性

動物性のエサも人気があります。

加工食品や薬品処理されているアサリの剥き身等は避けた方が無難かもしれません。

魚介類

○アジ、サンマ、イワシ、タイ、エビ、カニ、アサリ、シジミなど食卓に出したもののおこぼれでOKです。

生のものも食べるようですが、飼育ケース内を清潔に保つことが難しくなるので、加熱したものが良いです。

乾燥えびは使い勝手も良くおすすめです。

△鰹節、煮干し

肉

○焼いたお肉、とんかつや鶏の唐揚げなどの揚げ物

外の生き物

○ハエ、ガ、バッタ、コガネムシ、オカダンゴムシ、ムカデなどの死んだ虫、叩いた蚊

×生きている状態の生き物

オカヤドカリの餌！ペットフード

上記の写真は我が家の使いかけです。

ザリガニ、ヤドカリ、カメ、金魚などのペットに対応しているようです。

ヤドカリ用として売られているものだけでなく、その他のペット用のエサも活用します。

オカヤドカリ用

○ヤドカリ用ポップコーン、ミネラル補給ゼリー、顆粒のエサ

オカヤドカリ以外のペット用として売られているもの

○乾燥赤虫、カトルボーン（コウイカの骨）、ザリガニのエサ

オカヤドカリの餌の頻度と与え方！まとめ

以上、オカヤドカリの餌の頻度や与え方についてまとめてきました。

いろんな飼い主さんの情報をまとめる中で、オカヤドカリは個体による嗜好の違いがやはりあるなーと感じました。

このサイトには「食べない」と書いてあるけどうちの子はよく食べるな、というものもあったり。

お家で飼っているオカヤドカリにあげてみないと分からないところが大きいです。

皆さまもいろいろな食べ物を試して、オカヤドカリさんの好みを探ってみてくださいね。