純ココアってカカオ何パーセント?

広告 生活

純ココアはカカオ何パーセント?ココアパウダーとチョコレートの違い

皆さんは、純ココアのカカオ成分が何パーセントなのか答えられますか?

私はココアが好きでよく飲みます。

でも改めて、ココアってカカオ何パーセントかと聞かれると迷ってしまいました。

もちゆめ
カカオ?ココア??チョコレート???

違いが分かっているようで分かっていませんでした。

私と同じく、ココアとかチョコレートとか、なんとなく分かっていたつもりだった方、いますよね?!

カカオ一族について、一緒に考察し、知識を深めていきましょう!

純ココアは、カカオ何パーセント?

純ココアがカカオ何パーセントかという問いについて考えてみましょう。

原料のカカオマスから一定量のココアバターを取り除いて粉末状にして作るので、純ココアはカカオ由来100パーセントとなります。

さらに、純ココアの定義を見てみます。

ココアバターが全重量の22%以上、水分が7%以下の「ココアパウダー」で、バニラ系香料以外のものを含まないもの

ココアパウダー=純ココアだね。

ミドリン
もちゆめ

純ココアは、

ココアバターが22%以上、水分が7%より少ないカカオ由来の粉末ってことですね。

これをチョコレートのカカオ成分をパーセントで表す方法に従ってみます。

純ココア

=カカオ成分ー水分量7パーセント以下(ー入っている場合バニラ香料)

=約93パーセント

ということになりました!

純ココアはカカオ何パーセントかという問いの答えは、「香料が含まれない場合、最低93パーセント」であると言えます。

カカオ何パーセントなの?純ココアとは

純ココアを飲む

ココアには純ココアと調整ココアがあります。

順に説明していきますね。

  • 純ココアとは
  • 調整ココアとは

純ココアとは

純ココア=ピュアココア=ココアパウダーのこと。

カカオマスからココアバターを搾油する(”ココアケーキ”と呼ばれるものになる)

↓ 粉砕

ココアパウダー

お菓子作りに適しています。

スーパーでは少量のものしか売っていないので、割高です。

もちゆめ

我が家はいつもネットで購入しています。

調整ココアとは

調整ココアとは、純ココアに糖類、乳製品、麦芽、ナッツなどを加えて手軽に飲みやすくしたものです。

お湯を注ぐだけで美味しく飲めるように「調整されたココア」ですね。

もちゆめ

そのまま飲むのに適しています。

子供は甘いココアが好きだね〜。

ミドリン

カカオ何パーセント?ココアとチョコレートを比較

チョコレートと純ココア

純ココアがカカオ何パーセントなのかが気になる方は、チョコレートのカカオ○パーセントという表示と比較がしたいのだと思われます。

もちゆめ

そもそも、チョコレートのカカオ○パーセントってどういう意味でしょうか?

はっきり説明できないかも。

ミドリン

色々検索する中で、「チョコレートとは明治🎵」の明治さんのページが一番わかりやすく解説されていたので、内容をお借りします!

順に見ていきましょう。

  • 「カカオ○パーセント」の表示方法
  • チョコレートとココアの違い

「カカオ○パーセント」の表示方法

健康志向のあおりを受けて人気の「ハイカカオチョコレート」。

パッケージに表示されている「カカオ○%」ってなんの数字なんでしょうか?

以下のように詳しく説明されています。

チョコレートのパッケージで見かける「カカオ分○パーセント」という表示は、カカオマスやココアパウダー、ココアバターなどカカオ由来の原料(水分を除く)の合計の割合を示したもの。

例えばカカオ分65%の場合、ダークチョコレートなら残り35%が砂糖やレシチン、香料などとなります。

尚、同じカカオ分のチョコレートでも、その中に含まれるカカオマスとココアバターの比率は製品により異なるため、その味わいは変わります。

参考:明治「ハローチョコレート」

ということで「カカオ分⚪︎パーセント」というのは、このように説明する事ができます。

チョコレート全体

ー砂糖や香料など、カカオ由来ではないもの

ー水分の割合

=カカオ由来の原料の合計

チョコレートから、水分とカカオ由来でないものを除いた、カカオ由来のものだけを指す割合ということですね。

カカオ何パーセント?チョコレートとココアの違い

チョコレートとココアの原料
もちゆめ
ここで疑問に思うのが、チョコレートとココアって違いは何?というところ。

両者ともカカオ豆の中のカカオニブという胚乳部が原料になっています。

違いを見ていきましょう。

チョコレート

ざっくり言うと、カカオニブをすり潰すとカカオマスというペースト状のものになります。

これにココアバターや乳製品や砂糖、レシチン、香料などを加えて私たちの口にするチョコレートが出来上がります。

ココア

ココアは、カカオマスを特殊な機械で圧縮して油脂分を搾り取ったものです。

(搾り取ると言っても全ての油脂分を取り切れるわけではないため、ココアはココアバターを含んでいます。)

そしてチョコレートの工程にはないのが、アルカリ処理

アルカリ処理とは?

ココアはもともと酸味が強く、脂肪分が多かったため牛乳とも混ざりにくく飲みにくいものでした。

そこでオランダ人のバンホーテンさんが発明したのが、”アルカリ処理”。

これによって、酸味を中和することができるようになりました。

もちゆめ
バンホーテンさん、アルカリ処理を開発した人だったんですね!

ココアに施すアルカリ処理には、酸味を減らしたり味をマイルドにする効果だけでなく、色みを深くする効果もあるそうです。

カカオ何パーセントなの?純ココアについてまとめ

カカオ豆と純ココア

以上、純ココアはカカオ何パーセント?について調べてきました。

いかがでしたか?

純ココアパウダーはさまざまな工程を経てはいますが、原材料100%のものでしたね。

もちゆめ
チョコレートと同様に表記しようとすると、水分を抜いた割合の「93パーセント以上」と言うことになります。

これまでココアに何かを入れたらチョコレートになりそうな気がしていましたが、製造工程によって別のものになっていたんですね。

チョコレートもココアもどちらも大好きな食品です。

多くの時間と多くの人が関わってきたであろう、カカオ豆の歴史や開発ストーリー。

もちゆめ

この日本で美味しく食べられることに感謝して、これからもありがたくいただいていこうと思いました。

偉人たちに感謝。

ミドリン

うっかりチョコを食べ過ぎてリセットしたくなったら、こちらの記事を参考にしてくださいね。

-生活