分解するのが好きな子供の心理って謎ですよね?
我が家では末っ子長男に分解癖がありました。
>>我が家の問題児、末っ子長男については「幼稚園行きたくないママといたい年中さんへの対応」でも記事にしています。
何でもかんでもバラバラにされてしまうと、親は困ってしまいます。
- 分解癖のある子供の心理って?
- 分解癖のある子供に対して親にできることはある?
分解癖のある子供の好奇心や心理を満たしつつ、こう受け止めたらいいよね、という考え方をまとめてみました。
よろしければ参考にしてくださいね🎵
分解癖の心理!子供はどうして何でもバラバラにするの?
子供は生まれつき、世界を「見て」「触って」「味わって」「嗅いで」「聞いて」学びます。
そして、その中で最も重要なのが「触って学ぶ」ことなのです。
分解する行為は、まさにこの「触って学ぶ」を体現した行動と言えるでしょう。
子供は、分解することで、以下のことを学んでいます。
- 物の構造: 分解することで、物の内部構造を理解することができます。
- 仕組み: 分解することで、物がどのように動くのか、どのような仕組みで作られているのかを理解することができます。
- 問題解決能力: 分解することで、問題を分析し、解決策を考える能力を養うことができます。
- 創造力: 分解することで、新しいアイデアを生み出す創造力を養うことができます。
分解することでたくさんの学びが得られるんですね!
分解癖の心理!なんでもバラバラにする子供への対処法
分解するのが好きな子供に対して、親はどうしたら良いのでしょうか?
具体的には以下のようにするのがベストです。
順に見ていきましょう。
- 子供の興味を応援しよう
- 安全に遊べる環境を整えよう
- 一緒に遊ぼう
- 分解を楽しむ子供を叱らない
分解癖のある子供の興味を応援しよう
子供が分解したいものを、積極的に与えましょう。
分解するのが好きな子供に、使わなくなった家電製品を与えていた人がいました。
昔のデジカメや壊れたラジカセなんかは良さそうですね。
ちなみに、前述した分解好きのお子さんは東大に進学したそうです!
分解癖を受け止め安全に遊べる環境を整えよう
小さな部品や鋭利な部品には注意が必要です。
子供がある程度大きくなるまでは側で見ていてあげると安全です。
分解好きな子供と一緒に遊ぼう
分解した後に、一緒に組み立てたり、新しいものを作ったりしましょう。
親が一緒に楽しんでくれると、子供はもっと探求したくなりますね。
分解を楽しむ子供を叱らない
分解することは悪いことではありません。
そういう子だと理解して、叱るのではなく、子供の探求心を褒めてあげましょう。
分解癖の心理!こんな有名人も子供の頃はそうだったらしい。
分解するのが好きな子供には、可能性が秘めています。
もしかしたら将来こんな大物になるかも知れません。
分解好きだった超大物を2人ご紹介します。
- ソニー創業者の1人、井深大
- Appleの創業者、スティーブ・ジョブズ
分解癖があったソニー創業者の井深大
ソニー創業者の1人である井深大(いぶか まさる)さんは、子供の頃に機械の分解で時間を潰していたそうです。
身の回りにあるものを手当たり次第に分解していた”分解癖”は生涯の習性になり、その経験が後の技術者としての土台になりました。
分解癖があったApple創業者、スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズの養父は職人で、幼いジョブズの特性を理解していた人でした。
ジョブズに作業場を与え、道具の使い方やモノの作り方、分解して組み立てなおす方法を教えたそうです。
小学生になると、近所のエンジニアからラジオや電子装置を組み立てることを教えてもらい、自らの手でも作り始めるようになります。
分解や組み立てを繰り返したジョブズは、「探求し学んでいけば、最初は複雑に見えることも理解できるようになる」と言う確固たる自信を持ったそうです。
やりたいことを思う存分やれた結果、どんな複雑なことも自分には理解できるという自信がついたんですね!
分解癖の心理とは?バラバラにするのが好きな子供の将来に期待しよう!
分解するのが好きな子供の心理を見てきました、いかがでしたか?
次のような素晴らしい素質があることが分かりました!
- 知的好奇心旺盛で、新しいことに挑戦できる
- 創造力豊かで、独創的なアイデアが生み出せる
- 問題解決能力が高く、困難を乗り越えられる
親は子供の興味をできるだけ応援してあげると良いですね。
また、安全に遊べる環境を整え、一緒に遊ぶことで、子供の探究心を育む努力をしましょう。
今から将来が楽しみです!