皆さんは、ココアをお家で飲みますか?
お家でココアを作ると、混ぜきらなかった分が底にたまること、ありますよね。
自分ではたくさん混ぜたつもりなのに、最後にココアが底にたまっているのが見えてびっくり!!なんてことも少なくありません。
我が家では最近、子供も自分でココアを作るようになりましたが、やはりダマにならないように作るのは難しいようです。
- ココアが牛乳に溶けにくい理由
- ココアの作り方の基本
を改めて調べました。
我が家のレンジで作るホットココアのやり方も載せます。
ココアがうまく混ざらないという方、ぜひ参考になさってくださいね🎵
ココアが底にたまる!溶けにくいのはなぜ?
ココアが牛乳の底にたまるのはあなたのせいではありません。
ココアって、最後のほうはどうしても粉が下にたまるじゃないですか。このスプーンでくるくるしながら飲めれば一石二鳥だと思うんですよね…
— 鈴木望 (@sizukuno_mozi) December 18, 2023
Xでもココアが底にたまることをツイートしている方、たくさんいましたね!
ココアが底に溜まってしまう特性を見ていきます。
順に解説しますね。
- ココアは油脂分を含む
- ココアは粉末状である
ココアが底にたまるのは、油脂分を含むから
ココアパウダーは、カカオ豆を粉砕して作られているのですが、カカオ豆には油脂分であるココアバターが含まれています。
ココアパウダーにおけるココアバターの割合は約10〜24%。
ココアバターは常温では固まっていますが、25℃くらいから急速にとけ始め、32~33℃あたりでほぼ完全にとけるという性質を持っています。
そのため、ココアパウダーに冷たい牛乳を注ぐと、混ざることができず分離してしまいます。
結果、ココアの粉末は底にたまることになってしまうのですね。
ココアが底にたまるのは、粉末状だから
ココアパウダーは、粉末状ですよね。
粉末状の物質は、水に溶けるまでに時間がかかります。
そのため、ココアを牛乳に入れるときにしっかりと混ぜ合わせないと、ココアの粉末が溶けきれずにダマとして固まってしまうのです。
ココアが底にたまる!ダマにしない方法
ココアを牛乳に溶かすには、以下の方法が効果的です。
レンジで作る場合と、鍋で作る場合を見ていきましょう。
- ココアをレンジで温める
- ココアを鍋で温める
ココアを底にためない!レンジで温める
ココアパウダーをマグカップに入れ、それから水を少量入れます。
我が家では砂糖の代わりにはちみつと、水をほんのちょっと入れ、スプーンでよく練り混ぜます。
ポイントは、初めはスプーンがココアの抵抗を感じるくらいドロっとしていることです。
さらさら混ざってしまうのは、水の入れ過ぎですよ。
ココアパウダーが全てドロ状になったところで牛乳を少しずつ足していき、その都度よく混ぜます。
ちょうど良い濃さになったら出来上がりです。
濃厚なココアがお好みの方は、初めから水ではなく牛乳を入れてください。
ホットにする場合は、マグカップ1つにつき電子レンジの500Wで1分20秒前後で温まります。
ココアを底にためない!鍋で温める
小さめの鍋にココアと砂糖を入れます。
1人分は、それぞれ小さじ山盛り2杯が目安です。
弱火にかけながら少量の牛乳または水を加え、なめらかなペースト状になるまでよく練ります。
ペースト状になったら、中火にして1杯あたり140ccの牛乳を少しずつ加え、よくかき混ぜます。
沸騰直前に火からおろしたらできあがりです。
参考:バンホーテンココアhttps://vanhoutencocoa.jp/about/howto.html
ココアが底にたまる!その理由と解決法は?まとめ
すごい久々にココア買いました!やっぱり冬はココアだね!#ココア#あたたまる pic.twitter.com/CVGPCShwib
— わたなべ (@tailtension_net) February 1, 2023
ココアが底にたまる問題を見てきました!
いかがでしたか?
ココアは少しずつ練り混ぜる➕温めることで、底にたまらずに混ぜることができましたね。
「粉に牛乳入れてはい出来上がり!」とはいきませんが、そこがココアのいいところなのかも知れません。
少しずつ水分を足してねってねって…この工程はリラックスモードに入っていく儀式だと思って臨みましょう!
そしてホットココアが出来上がったら、ぜひ、ゆっくり腰を下ろして、気持ちの緩んだ温かなひと時をお過ごしくださいね。
「子供にチョコは食べさせない?」の記事でも紹介していますように、ココアはチョコレートに比べ糖分が少なく、栄養素が豊富です。
チョコレートが大好きな子供たちには、おやつの時間にココアを作ってあげてもいいですね!