チョコレートをやめる方法があれば、知りたいと思いませんか?
チョコレートってお菓子の中でも特別で、なぜかチョコレートだけがやめられない人が少なくありません。
有名人では社会学者の古市憲寿さんもチョコレートが大好きだそうで、「気がついたら夜中に食べている。」とテレビ番組で話していたのを覚えています。
我が家も全員甘党で、私と夫、もちろん子供たちも甘いものやチョコレートが大好きです。
>>「子供にチョコは食べさせない?」で子供にチョコレートを与えることについて考察しています。
大人も子供ももう少し量が減らせたらいいなと思い、チョコレートをやめる方法について調べてみることにしました。
チョコレート食べたい欲と戦っている人、子供が好きすぎて悩んでいるママパパの参考になれば幸いです。
チョコレートをやめる方法あるの?おすすめ6選!
チョコレートをやめたいと思った時、いきなりやめることができれば誰も苦労しませんよね。
ここでは、「気がついたらチョコレートをそんなに欲しくなくなってる」状態にする方法を上げていきます。
順に見ていきましょう🎵
- 食事をしっかり食べる
- 食事をバランスよく食べる
- 睡眠をしっかりとる
- ウォーキングをする
- ココアパウダーを摂る
- マグネシウムを摂る
チョコレートをやめる方法①食事をしっかり食べる
体がエネルギー不足の時、甘いものやチョコレートを食べるのが習慣になっている人がいます。
エネルギー不足の対策は以下になります。
- 満足のいく量の食事を食べること
- エネルギーが長続きする食べ物を間食に
満足いく量の食事を食べること
「チョコレートが欲しくなるのは〇〇が足りていないから」という理由もあるとは思いますが、まずはエネルギーが不足していないか疑ってみましょう。
体が単に「エネルギー不足」である場合は、精製炭水化物や添加糖類(加工された穀物や糖類)は吸収が早い割に、すぐお腹が空いてしまいます。
これは血糖値が急激に上がり落ちるという、乱高下が起こるから。
血糖値の乱高下はどんな人でも体が疲れますし、子供の気持ちは落ち着かず、ダラダラしたり急に怒ったりします。
自然のもので複合糖質を摂理、血糖値を緩やかに上げることを意識しましょう。
エネルギーが長続きする食べ物を間食に
食物繊維が豊富な複合糖質を取ると、精製炭水化物よりもエネルギーが長続きします。
食事と食事の間に何かが欲しくなったら、まずは自然界にあるものを選択肢に。
その中でも精製されていない穀物のおにぎりや、オートミール、果物を取ると良いでしょう。
チョコレートをやめる方法②食事をバランスよく食べる
チョコレート始め、甘いものがやめられない原因は、根本の食事にあることが多いようです。
人間が雑食性であることは、「いろいろな食べ物から栄養素を摂らないと生存できない」と言うことの裏返しでもあります。
主食、タンパク質、ビタミン、ミネラルを満遍なく食事からとっていくようにしましょう。
まずはバランスよくしっかり食べ、体を栄養で満たしてあげてください。
チョコレートをやめる方法③睡眠をしっかりとる
私たちの身体はホルモンで調整されていますが、そのホルモンが正常に出る鍵を握っているのが”睡眠”です。
睡眠不足が続くと、ホルモンの調整機能が乱れ、感情や食欲をコントロールできなくなってしまいます。
参考
健康な人でも一日10時間たっぷりと眠った日に比較して、寝不足(4時間睡眠)をたった二日間続けただけで食欲を抑えるホルモンであるレプチン分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリン分泌が亢進するため、食欲が増大することが分かっています。ごくわずかの寝不足によって私たちの食行動までも影響を受けるのです。
食欲を増やしすぎず、食べすぎを防ぐためにも、十分な睡眠を摂りましょう。
>>睡眠不足がもたらすホルモンの影響については「子持ち専業主婦のダイエットは難しい?」でも解説しています。
チョコレートをやめる方法④ウォーキングをする
15分のウォーキングで、チョコレート中毒を和らげる効果があるという研究結果があるそうです。
イギリスのエセクター大学の研究チームによると、チョコレートが食べたいという気持ちは、ウォーキング中だけでなく、終わった後10分以上も続いたそう。
これまでに運動が一時的にニコチンなどへの欲求を抑える効果があることは認められており、今回初めて、食べ物にも同様の効果があるかもしれないことが示されました。
神経科学者は、2つの理由でチョコレートへの欲求が抑えられた可能性を考えています。
- 薬物中毒と食物中毒は脳の報酬中枢でのプロセスが共通している
- 運動が気分や欲求を制御する脳内化学物質に影響する
チョコレートがやめられない人にとっては、朗報ですね!
チョコレートをやめる方法⑤ココアパウダーを摂取する
脳はストレスを察知すると、「エンドルフィン」という快楽物質を分泌することで乗り切ろうとします。
チョコレートにはカカオ含まれていますよね。
カカオにエンドルフィンの分泌を促す作用があるがために、私たちの脳は「チョコレートを食べたい」と指令を出すのです。
しかし、普通のチョコレートは砂糖が多く含まれ過ぎており、体はカカオの成分が欲しいだけなんですよね。
ですのでココアパウダーを摂取することで体の期待に応えるのがおすすめです🎵
私が実践しているココアパウダーチョコの作り方をお伝えします。
ほぼチョコ!ココアパウダーチョコの作り方
ココアパウダー+ココナッツオイル+ハチミツ
そこに牛乳を少し入れて練り混ぜます。
満腹感が足りなければ、きなこやナッツを加えてください。
これでかなりチョコレートっぽくなります。
手作りが面倒な方は、まずは甘いチョコレートからダークチョコレートに置き換えて見ましょう。
ぜひ試してみてくださいね🎵
チョコレートをやめる方法⑥マグネシウムを摂取する
食事の量と内容に気をつけたつもりだけど、まだ「チョコレートが食べたい」と感じているときは、マグネシウム不足の可能性を考えましょう。
マグネシウムは体中に栄養素を運ぶはたらきがあり、不足すると疲れやすくなります。
マグネシウム不足の症状
足がつる
顔の筋肉がピクピクする
肩が常に張っている
生理痛がひどい
生理前症候群
また、ストレスを感じると、尿として排出される量が増えるため、より積極的に摂る必要があります。
マグネシウムは、ひじきや昆布などの海藻、ほうれん草、納豆や豆腐などに多く含まれます。
経皮吸収もされるため、エプソムソルトなどの入浴剤で補うことも可能です。
チョコレートをやめる方法!注意点
私たちはチョコレートをやめなきゃ!と思うあまり、突発的な行動をとってしまいがちです。
チョコレートをやめる方法を試す際の注意点を見ていきましょう。
- 禁止はしない
- ホメオスタシスを理解する
チョコレートをやめたいが…禁止はしない
「食べちゃダメだ」と自分を縛り付けると、ストレスから余計に食べたくなってしまいます。
「今日からチョコレートは食べない」「完食をしない」と極端な制限をつけると、逆に我慢できなくなってしまうのです。
甘いもの依存から抜け出すためには、ストレスの少ない方法で食欲をコントロールすることが大切です。
糖質が少ないおやつを選んだり、血糖値が上がりにくい食材を選んだりしながら、無理なく糖質を減らせるように工夫していきましょう。
チョコレートをやめたいが…ホメオスタシスを理解する
ホメオスタシスとは生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのこと。
「恒常性」とも呼ばれる働きで、本来生物学の用語ですが、人間の心理について使われることもあります。
急激に生活習慣を変えようとすると、「変わってなるものか!」というホメオスタシスが働いてしまいます。
初めの方からお伝えしている通り、「気がついたら変わっている」くらいがベストです。
チョコレートを減らすときは、自分のホメオスタシス機能に気づかれないよう、少しずつ変えていきましょう。
チョコレートをやめる方法!まとめ
以上、チョコレートをやめる方法を見てきました。
いかがでしたか?
チョコレートが食べたい!と強烈に感じる背景には、栄養不足や睡眠不足が隠れているようですね。
生活習慣を見直すのはとても遠回りな行動に感じますが、実は近道だということを知っていただければと思います。
カカオは良い面がたくさんありますので、特にチョコレート大好きな子供さんにはココアを作って飲ませるのもおすすめですよ。
「ココアが牛乳の底にたまる!」でも解説している方法を参考に、甘さ控えめココアを作ってあげてくださいね🎵
無理のない方法で、気長に改善していきましょう〜!