潮風がベタベタするのはなぜ?

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潮風でベタベタするのはなぜ?海の塩分が肌荒れに影響する理由とは!

潮風で肌がベタベタするのはなぜだか知っていますか?

子供と海に遊びに行くと、海の中に入らなくても顔や手足がベタベタします。

潮風だからしょうがないと思っていましたが、よく考えてみると「潮風」って?と疑問が。

もちゆめ

誰か説明してー!

ということで詳しく調べてみることにしました。

この記事でわかること

  • 潮風がベタベタするのはなぜ?
  • 潮風とは?海の塩分がどう影響するの?

参考にしていただけると幸いです。

潮風でベタベタするのはなぜ?

潮風で肌がベタベタする主な理由は、海水に含まれる塩分が微細な水滴(しぶき)として風に乗って肌に付着するため。

蒸発した水蒸気自体には、基本的に塩分はほとんど含まれません。

海の水が微細なしぶきとして風に乗ってくるんだね。

ミドリン

水分が蒸発する際、塩分などの溶け込んでいる物質は気化せずに残るからです。

したがって、肌のベタベタ感は、

ポイント

風に乗ってきた海水の小さな粒「しぶき」に含まれる塩分やその他のミネラル分が肌に付着し、水分が蒸発した後に残る

ことで引き起こされます。

海水の約3.4%は塩分などのミネラルで構成されており、その主成分は塩化ナトリウム(食塩)。

これらの物質が肌に残ることで、特有のベタつきを感じるのです。

ベタベタする潮風!影響する範囲

潮風と呼べる距離は、一概には言えませんが、一般的には海岸線から数キロメートル以内と考えられています。

しかし、風の強さや地形などの条件によって、その影響範囲は大きく変動します。

より詳しく説明すると以下のようになります。

直接的な影響(数百メートル以内)

波しぶきが直接風に乗って届く海岸に近い場所では、塩分濃度が非常に高くなります。

この範囲では、肌のベタつきだけでなく、建物や車両への塩害も起こりやすくなります。

海岸の近くに錆びた建物をよくみるよね。

ミドリン

一般的な潮風の影響範囲(数キロメートル)

通常の風向きや強さであれば、潮風の影響は海岸線から2~7キロメートルまで及びます。

この範囲では、空気中の塩分濃度がやや高くなり、肌のベタつきを感じたり、洗濯物が乾きにくくなったりするようです。

もちゆめ

洗濯物が乾きにくいのは、単純に空気中の水分量が多いからって理由もあるみたい。

台風などの強風時(10キロメートル以上)

台風や強い季節風が吹く際には、海水の微粒子がより遠くまで運ばれます。

10キロメートル以上離れた内陸部でも潮風の影響を受けることがあります。

実際に、台風が過ぎ去ったあとに内陸部の車両や窓が塩で白くなった事例も。

ベタベタの原因!潮風とは?

潮風(しおかぜ)とは、海から陸地に向かって吹く風のことです。

この風には、

  • 海水の微細な水滴とそれが蒸発した後に残った塩分
  • 砂やその他の微粒子

などが含まれています。

潮風の発生のメカニズム、主な成分を説明します。

潮風とは?発生のメカニズム

昼間、陸地は太陽によって温まりやすく空気が上昇します。

すると、陸よりも温度が低く気圧の高い海上の空気が、上昇した空気の隙間を埋めるように陸地に向かって流れ込みます

これが潮風の基本的な発生メカニズムです。

夜間は逆に陸地が冷えやすく、海上が暖かくなるため、陸から海へ向かう風(陸風)が吹くことがあります。

もちゆめ

空気は、冷たい方→暖かい方に移動するのか!

冬に2階の冷えた空気が階段から降りてくる感じだね。

ミドリン

潮風とは?主な成分

  • 塩分: 海水が波や風によって細かく砕かれ、空気中に舞い上がったものが含まれます。これが潮風の最も特徴的な成分であり、肌のベタつきや金属の腐食(塩害)の原因となります。
  • 水分: 海水の微細な水滴そのものも含まれます。
  • : 海岸付近では、風によって砂が巻き上げられ、潮風に混ざることがあります。
  • その他微粒子: プランクトンの破片、大気中の塵や汚染物質などが混ざることもあります。

肌荒れにも影響が!ベタベタする潮風への対策

潮風に当たると事前にわかっていれば、対策をしておくと影響は最小限になります。

ポイント

潮風に含まれる微細な塩分が肌に付着

水分を奪われる+海辺の強い紫外線で肌へのダメージ大!

潮風への対策をとって、肌への影響を最小限にしましょう!

以下、参考にしてください。

事前の対策

事前の対策として有効なのは、UVケアをしっかり行うことです。

紫外線は肌のバリア機能を低下させ、乾燥やベタつきの原因になります。

日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子やサングラスなどで物理的な対策も行いましょう。

もちゆめ

目から入る紫外線もカットしてくださいね。

また、外出前に肌を保護する目的で、薄くワセリンやセラミド配合のクリームなどを塗布するのも有効です。

肌の表面を保護し、塩分の刺激や水分の蒸発を抑えることができます。

ベタベタを感じた時の対策

潮風にあたって肌がベタベタしてきたら、清潔なタオルやハンカチでこまめに優しく拭き取りましょう

潮風の塩分と汗に含まれる塩分を除去し、肌荒れを予防します。

また、塩分や乾燥で肌が突っ張る感じがしたら、保湿成分入りのミスト化粧水を吹きかけるのも良いでしょう。

水分と油分のバランスを整え、ベタつきを軽減できます。

収れん効果のあるミストもおすすめです。

帰宅後の対策

帰宅後の対策も大切です。

海水や潮風に触れた肌は、できるだけ早く、真水で優しく洗い流しましょう

ゴシゴシこすらないでね!

ミドリン

そして洗顔は、泡立てた洗顔料で優しく丁寧に洗って汚れを落とてください。

洗顔後はすぐに化粧水で水分を補給し、乳液やクリームで油分を補って潤いを閉じ込めます。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたものがおすすめです。

潮風がベタベタするのはなぜ?まとめ

潮風で肌がベタベタする主な原因は、風に乗って運ばれてくる海水の微細な水滴(しぶき)に含まれる塩分です。

水分が蒸発した後も、塩分やその他のミネラル分が肌に残り、特有のベタつきを引き起こします。

蒸発した水分自体にはほとんど塩分は含まれません。

このベタつきを軽減する有効な対策は、

ポイント

  • 事前のUVケア
  • ベタつきを感じたらこまめに汗や水分を拭き取る、保湿ミストを利用する
  • 帰宅後はすぐに真水で洗い流し、丁寧に洗顔後、保湿を徹底する

潮風によるベタつきが気になる方は、これらの対策を参考にしてみてくださいね。

また、海で素敵な貝殻を見つけたら、インテリアに活用して運気アップしちゃいましょう🎶

今年は、ぜひ潮風のベタベタする原因を頭に入れて、快適な海辺の時間を楽しんでくださいね。

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